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●北欧レポートNo.09『ホテルについて<2>(ヘルシンキ)』2002.10.05
 
 


「スカンディック・シモンケンタ」のインテリア。床はフローリングで清潔です。
取り付け家具も全て木材を基調にしています。角にはアールが利かせてあり、ソフトで優しい印象でございます。TVもベッドから見やすい角度に備え付けてあります。メーカーはフィリップス。北欧では様々な家電製品でフィリップスを見かけました。シンプルなデザインがスマートなブランドです。

 
 


テーブルの壁には、モダンなシルクスクリーン。

 
 
 
 


TVの下にはミニバーがついています。普通のホテルでは、ミニバーは下方についていますが、ここは、腰の高さ。取り出すために腰をかがめなくて良いのでございます。中身もきれいに整頓されているので、インテリアの一部としてなじんでいるのです。

 
 

テーブルスタンド。すりガラスと木の組合せでございます。明るめの白熱灯で、ポワン、と灯ります。
 
 
 
 


シャワールーム。北欧では基本的にバスタブはありません。総タイル張りで、ところどころアクセントに深い深い濃紺のタイルが配置されていました。タイル張りの部屋はヒヤッと寒気がするものですが、断熱材が良いのか、そういうことがありません。大きな木枠の鏡が中央にあり、裏には熱線があるようで、シャワーを浴びて鏡が曇っても、みるみる曇りが消えていきました。タイルの目地も、鏡の木枠も、カビの発生しやすい素材ですが、どこにも見当たらなくて、換気や断熱のシステムの良さを実感しました。

 
 

洗面台脇のティッシュケース。アルミの箱が壁に張り付いていました。
 
 
 
 


トイレットペーパー。シングルで、日本と比べて心持ち幅が狭く、メーター数が多いようでございます。

 
 


洗面台の脇にある小窓。円形のはめ殺しで、すりガラス。全面すりガラスではなく、2センチほどツルツルの面を残してあるところが、粋でございますね。船の窓のようなイメージです。

 
 
 
 


シャワールーム(トイレも洗面台もこの中)の外から見ると、こんな感じでございます。
すりガラスを通して、こぼれる、柔らかな光。もちろん、中は見えません。