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●北欧レポートNo.07『地元料理(ヘルシンキ)』2002.10.05
 


ヘルシンキで有名な、ラップランド料理(フィンランドの山奥地方)を出すお店「LAPPI(ラッピ)」へ行きました。ビルの1階ですが、内装はまるで丸太小屋のようです。切り株のテーブルなどが置いてございました。

 
 
 
 


食前酒は4種類。
手前は「クランベリー・リッキー(クランベリー・ウォッカ、クランベリー果汁、ライム、ソーダ)」、奥は「クラウド・ビロスカ(フッカ・リキュール、ラップランド焼酎、ライムフルーツ)」。どちらも飲みやすいけど、お酒がかなりキツイ!ひとくちでノックダウンでございます。
ほかに、「トナカイの涙(コスケンコルバ焼酎とクランベリー)」、「ヤンカン・シェリー(ラップランド焼酎、アップル・フィズ)」がございます。

 
 

前菜。「3種魚の卵の盛り合わせ」。昼に市場で見た、オレンジ色やルビー色の魚卵にカッテージチーズが合わせてあります。
 
 
 
 


セプ茸スープ。とてもきのことは思えない濃厚な味。まるで肉を煮込んだような強い味がいたしました。

 
 

膨らし粉を一切使わない、全粉粒のパンがつきます。ピタのような薄さですが、酵母パンのようなすっぱ味がございました。
 
 
 
 


「トナカイのスネ肉」。トナカイは北欧ならではの食材です。高速道路を走っていると、トナカイがたまに飛び出すそうです。
セプ茸の濃厚なソースをかけていただきます。数時間煮込んでいるそうで、骨の周りの肉のホロホロと柔らかいこと!牛テールのようなイメージでしょうか。たっぷりのマッシュポテトが中にしいてありました。

 
 

ベジタリアン料理としてあった、「ラップランド・ファームチーズ・エスカロプ」。野菜のキッシュ、チーズのフライのクラウドベリー&ハチミツソースがけです。ベジタリアン料理と言うとさっぱりしたもののイメージですが、ボリューム満点。チーズは程よくトロトロしたクセのない味でございました。